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青年会議所には「ひとづくり」と「まちづくり」という言葉があります。(ひと)という木が育ち林になり小さな森(まち)をつくり、その恵みが動植物を成長させて更に大きく豊かな森(まち)になっていく。私は青年会議所活動にそのような循環のイメージを持っています。(社)加賀青年会議所は自分自身を成長させ、愛する加賀のために積極的に活動できるすばらしい団体です。
私たち青年会議所メンバーにはそれぞれの思いをぶつけ合い、語り合いながら切磋琢磨していける場所があります。同じ目的を持った仲間たちと個々の利益を超越した議論のできる場所、それは(社)加賀青年会議所です。共通の目的を持っているからこそ様々な個性を持った人たちが自己を主張するとともに他人を尊重することができる、そのような場所が自分自身を成長させてくれます。ふとした瞬間に自分自身の青年会議所での存在価値は、青年会議所の存在意義はどこにあるのかと考えることがあるかもしれません。そのような時にこそ議論の場に飛び込み仲間と語り合ってみることで見えてくるものがあると思います。志を携えて磨き合える仲間がいるのですから。
地域社会の一員である私たちは気付かないうちに地域から様々な恩恵を受けています。周りの人たちの笑顔や笑い声、そのようなものだけでもどれだけこころが癒され和ませられていることでしょうか。地域や家庭の恩恵に感謝し、同じまちに生き同じまちを愛するものとしてどう貢献できるのかを全メンバーで考える必要があると思います。どんなまちにしたいのか、どんなまちに住みたいのかを具体的に考えることにより開くべき扉が近づいてくるはずです。
本年度45周年という節目を迎えます(社)加賀青年会議所は、メンバー一人ひとりがまちに生きまちに生かされているという思いを持ち私たちの周りのものに感謝し次代を考える年でもあります。40周年ビジョンでうたわれた「総発て、かがもん!」をもとに新たな「道」を共に創り出していきましょう。
今年一年副理事長として全力で高野理事長を補佐し、自らも議論に飛び込みメンバーを議論に呼び込めるよう努力する所存であります。どうぞ一年間よろしくお願いいたします。
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偶然は必然
私は世の中の全ての出来事は必然的に起こっていると思います。偶然だと思っていた事を後々振返ってみると、そうなる理由があったことはないでしょうか。幾分神秘的な話になりますが、私はこの世に生を受けたことを偶然とは思っておりません。さらに言うと私はこの世に人間として生を受けたいと望み、数ある環境(時代・国・地域・両親)の中から自分の望むものを選択し、その選択に従って人生の設計図が与えられ生まれてきたと信じています。しかしその与えられた設計図は、あくまで青写真であり、自分の夢や願望、また人生で待ち受ける様々な経験や試練、ひととの出逢いを通じ、どのようにも変わっていくと信じています。そのような考えのもと、一見すると偶然に思われる出来事、出逢い、試練にも必ずや自分の人生に何かしらの意味があるものと考え、その一瞬一瞬に感謝しながら大切に生きていこうと思っています。
45年の想いと夢
今から45年前の1965年、明日の加賀のために自分達の手で出来ることを行うべく、情熱と高い志を持った私達の先輩が集い、(社)加賀青年会議所が設立されました。それは決して偶然の出来事ではなく、その当時の社会情勢、そして何より先輩達の熱き想いが形となって現れた必然的な出来事であったと思います。それ以後「明るく豊かな加賀の実現」という名の与えられた設計図は、44年間に渡る長き間、その時々の想いや夢が描かれ、少しずつ形を成し、今日まで脈々と引き継がれてきました。
私達は伝統と重みのある設計図を今、手にしています。決して完成形は描けない設計図ではありますが、現実を見つめ、夢を語り、夢を形へと変えるビジョンを掲げての活動が出来れば、必ずや皆が住み続けたいと願う魅力あふれるまちに導く道が開けてくるはずです。その為には、私達が先頭に立って、行政、他団体、加賀市民の想いや夢を聞き、まとめていくことが必要なのではないでしょうか。そして受け継がれた設計図に様々な色付けを行い実現に向けての活動を行っていく、それが我々(社)加賀青年会議所に与えられた使命であると思います。
本年度、創立45周年という節目に副理事長という大役を頂き身の引き締まる思いです。副理事長として高野理事長を全力で補佐すると共に、生まれ育った環境、仕事、入会した動機は違いますが、この加賀市で、この時代に必然的に出逢った60余名の有志と共に夢を語り、実現に向けて自ら率先して行動する所存です。一年間よろしくお願い致します。
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■45周年企画委員長方針 |
45周年企画委員長 齊官 慶一 |
過去44年間、我ら(社)加賀青年会議所から輩出された諸先輩方は毎年熱く議論を交わし、事業を通じ地域に貢献していく団体としてその素晴らしい精神をしっかりと私たちに受け継いで来られました。
そして本年(社)加賀青年会議所は設立45周年という記念すべき年を迎えます。
青年会議所は明るい豊かな社会を築くために活動する団体ということは今も昔も変わりません。設立から45年を経た(社)加賀青年会議所がその不変の目的を今一度地域や社会に対し何を訴えどう行動していくかということを諸先輩方や地域の方々へ伝えていかなければなりません。
45周年のセレモニーではこれまで(社)加賀青年会議所の諸先輩方が築き上げ受け継いできた精神や、地域の方々に支えてきていただいた絆に感謝するとともに、我々がこれから活動する上での夢や希望のあるビジョンを示す必要があります。地域に於ける責任ある団体として求められている役割をこの場でしっかり表し、社会を変革していくパワーを生み出す式典を考えて参ります。
また懇親の場に於いても、地域の様々な素材を十分に活用し加賀らしい文化を感じながらお越しいただく方々と共に我々の今後について語り合い、交流をより一層深め、実りある場となるよう設えて参ります。
45周年式典を始めとするこれら一連の事業は(社)加賀青年会議所のメンバー一人ひとりがこの節目の意義をしっかりと認識し、その役割を担っていくことが大切であります。この機にメンバー一丸となって議論を交わし、我々が進むべき道を一緒に考え、切り拓いていくよう全力で取り組んで参ります。どうか一年間、よろしくお願いいたします。
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「魂」の向上を目指して
(社)加賀青年会議所に入会して、5年の月日が過ぎようとしています。その間、様々な活動に真剣に取り組んで参りました。これらの体験により得たものは、私のこれからの人生に於いて素晴らしい財産になることは、間違いありません。それだけ(社)加賀青年会議所に入会して活動に真剣に取り組めば、計り知れないほどの影響を与えられ自己研鑽されると思います。そして、私の「魂」も入会前よりも格段に向上されたと思います。しかし、影響の度合いや「魂」の向上は、メンバー一人ひとりの活動努力次第によって比例するのではないでしょうか。一所懸命活動する者と活動しない者が、同じ分だけ「魂」が向上されるはずがないのです。それは、組織に置き換えても同じことが言えると思います。
(社)加賀青年会議所という組織は、これまで以上に「社会に必要とされる組織」を目指し、存在価値を高めていかなければなりません。その実現のためにも、まずは市民の皆様の意見に真摯に耳を傾け、今何が大切なのかを真剣に考え事業構築していく必要があると思います。そして、悩み苦しみながらそれでも立ち向かい一歩ずつ前へ進む。素晴らしい出逢いを重ねながら。この繰り返しが少しずつメンバー一人ひとりの「魂」を向上させ、その結果として組織をも光り輝かせていくのではないでしょうか。その光り輝いた組織が、高野理事長掲げる「利他の精神と感謝の心」を抱き愛する「加賀」のため一心不乱に最善を尽くせば、必ずや「社会に必要とされる組織」となり存在価値を高めていくものと、私は信じています。
さあ、積極的に事業に参加し、真剣に取り組もう!!「かがもん魂」を胸に・・・
本年度、専務理事として高野理事長を補佐すると共に理事会をはじめ、(社)加賀青年会議所全体の円滑な運営ができるよう努めたいと思います。そして、私自身も全ての事業に積極的に参加することを心掛け、各委員会を精一杯サポートし底から盛り上げていければと考えています。また、2009年度は記念すべき45周年の節目の年です。これまで諸先輩方が築いて来られた軌跡に感謝すると共に、我々の厚い想いを込めた新たな道筋を付け加えるため、メンバー全員が心を一つにして取り組めるよう努めたいと思います。
最後に、私は専務理事としての役割を全うすることを誓い、(社)加賀青年会議所の更なる発展のため、そして、我々の大目標である「明るい豊かな社会の実現」に少しでも近づけるよう失敗を恐れず果敢に挑んでいきます。一年間、どうか宜しくお願い致します。
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本年度、(社)加賀青年会議所は創立45周年を迎えますが、この節目の年に公益法人制度改革が本格的に始まります。諸先輩方は、地域のために、加賀市の子ども達のために、「明るく豊かな社会」 の実現を目指し、公益性のある事業を行ってまいりました。この諸先輩方の奉仕の精神は脈々と現役メンバーに受け継がれ、公益社団法人格を取得する団体として相応しいと確信していますが、公益事業費の比率は勿論のこと、定款の見直し、情報の公開等まだまだ改革しなければならない部分は多々あります。
今までは、公益か共益かの判断基準は明確ではありませんでしたが、本年度は公益社団法人格取得の申請が出始め、判断基準が明確になっていくと思われます。その情報を収集し、事業費率や定款等が(社)加賀青年会議所の活動に相応しい内容になるよう検討します。今まで以上に地域に認められ、「明るく豊かな社会」の実現のために、公益社団法人格取得という新しい扉を次年度には開くことができるように努力していきたいと思います。
青年会議所活動は、青年会議所メンバーから頂いた年会費が活動資金となっております。その大切な皆様の会費を効果的に使わせて頂くために、財政特別理事として、事業案件を提出された見積書と照らし合わせ、公正かつ公平に財政審査を行い、事業に対する費用対効果、公益性の必要性、支出が事業目的に合っているか判断していきたいと思います。しかし、議案上程者には公益性だけを意識しすぎず、青年会議所として本当に必要な事業とは何か、若く情熱のあふれる青年会議所メンバーでなければ出来ない事業とは何かを考え事業構築を行って頂きたいと思います。
私は議案上程者の思いを尊重し、事業目的達成のため事務局と共に精一杯サポートしていきたいと思います。一年間、宜しくお願いします。
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『和して同ぜず』(論語)自分の主体性は守り調和しながら行動するが、決して他人の意見には簡単に同調しない。この諺はまさに青年会議所活動に当てはまります。様々な意見や特色をもった個人個人が独自の個性を発揮し、更に一致団結協力し物事に挑むことで、より強固な組織になってゆく。『和』を以ってお互いを尊重し、そして自由に意見を交わせることが現在の組織を作り上げてきました。(社)加賀青年会議所にはそのような良き美風が連綿と伝承されていると感じます。
今年度担当致しますビジョン創造委員会では、45年目の新たなる方向性を提示する為40周年で提言されたビジョンを基に、これから歩むべき将来の道を模索しながら45周年のビジョンを策定したいと思います。5年の間で当然、メンバーも替わり世の中も変わりました。我々が「進化」していく上で社会の流れと乖離したまま進むわけにはいきません。45年の歴史の上に立ち、現状を考証し「深化」することによって、また新たなるアクションプランも立案し「新化」の事業を行ってゆきたいと思います。
ビジョンには視野、将来像、そして幻という意味もあります。青年会議所は日々夢を語らい、時には幻を追っているのかもしれません。しかし我々は夢を語らうだけの団体ではありません。夢や幻を将来像に置き換えて実現可能に出来るのが青年会議所の素晴らしいところです。この認識を携えて、皆で大きな夢を一緒に抱き、これからも加賀の地を担ってゆく若き組織を自覚し、新たな方向性と共に発展したいと考えます。
これまでの歴史の中、創設に尽力された初代メンバー、高度成長期と共に成長してきたメンバー、グローバル化、混沌とした世情に思案しながら歩むメンバー、活動する時代は違えども、加賀の地を良くしようという想いは変わりません。その想いを今一度改めて自分に問い掛けて己の成長、地域の発展に繋げていきたいと思います。
未来の加賀の為、メンバー一人ひとりの強い意識と個性をお借りして、一年間邁進したいと思いますのでどうぞご協力お願い致します。
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我々の組織(社)加賀青年会議所は、地域の幸せを願い、メンバーが貴重な時間やお金を使い、汗を流しながら時代に合わせ変化してきました。しかし、環境が変わってきても、我々メンバーは“地域を良くしよう”と言う不変の価値観は絶やすことなく脈々と引き継いできたのです。継続性のある組織は高い価値を持っているからこそ継続できると私は信じています。
今や(社)加賀青年会議所は我々だけの組織ではなく、加賀市のさまざまな地域にネットワークを構築しつつあります。私は、現在持っている不変なる価値を(社)加賀青年会議所に関わる全ての人と更に共有するとともに、まちに対する夢を語り合い、常に時代に即した新たな価値(強い思い)を見出し続け、実現していくような活性化した組織作りを目指した室にしていきたいと思います。また、夢を語り実現する為や自分に強い思いを持つ為にも、経済人としてJC活動ができる喜びを理解し、自らを鍛え、資質の向上を図るような事業ができる室でありたいと考えます。
本年は会員アカデミー委員会と地域経済活性化委員会を担当させていただきます。
新たなメンバーを迎えることはメンバー全員が多様な考えに触れ、新たなネットワークの構築にも繋がることから、両委員会共に会員拡大を行っていただき、組織の活性化を目指したいと思います。
会員アカデミー委員会では、高野理事長の強い思いを様々な方々に発信する為の新年交流事業、ひとづくり事業として養育世代の我々が共有すべき価値観を得られるような事業、そして、新入会員研修として様々なメンバーと深く交わることにより不変の価値観を共有し、新たな価値を見出すような事業を片岸委員長中心に構築していきたいと思います。
地域経済活性化委員会では、JC大學として社会を形成する一経済人としての資質を高めて頂くような事業、研修タイムとして強い思いを表現する能力を高めるような事業、そして、今までの(社)加賀青年会議所を支えてきていただいた御卒業生に感謝し、JC活動に参加してきた幸せを感じていただけるような卒業式を谷口委員長中心に構築していきたいと思います。
本年度、組織活性化会議室は、両委員会と共に我々が目指す明るく豊かな社会の形成を実現する為の“夢の語り場”として、強い思いを持ったメンバーが集う室作りに努めたいと思います。そして、(社)加賀青年会議所全体が活性化した組織になるように精一杯頑張っていきたいと思います。一年間どうぞ宜しくお願いいたします。
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■かがもんプロジェクト推進室方針 |
室 長 佐野 晃一 |
私は常に何事にも熱意を持って接してきました。(社)加賀青年会議所の活動にも常に熱意を持って活動してきました。時には子ども達に、時には地域の人々に、時にはメンバーにその熱意をぶつけてきました。そして熱意を持って活動して行く中で、地域の人々からは、熱い思いと行動力、子ども達からは感動と情熱を、メンバーからは色々な知恵や最後まで事業に取り組む責任感を教えられました。
みんなの熱意を集結し、まちづくりとひとづくりを考える
このまちに住んでいる人たちが、自分のまちの魅力、故郷を誇りに思う気持ちを持った時、それは郷土愛となり、地域(加賀市)を愛する心に繋がり、まちの為に何かしたいと言う想いと行動に変わって行くと思います。そして、様々な想いを持った人が集まり、まちの事を考えて行く事で、まちが創られて行くと思います。我々、(社)加賀青年会議所は、何が出来るのでしょうか。私は先ず、郷土愛に溢れ創造力と行動力ある人を育てる環境(土壌)を創る事が、大事だと考えます。そしてその土壌に我々を含め、広く加賀市民の熱意が込められた時、醸成され必ずや魅力ある未来の加賀市を創造する第一歩になると確信しています。
今年度、かがもんプロジェクト推進室では、「明日の加賀創造委員会」と「かがもん育成委員会」の二つの委員会を担当させて頂きます。
明日の加賀創造委員会では、今まで取り組んできた地域活動や地域ネットワークを利用し、様々な人々と議論を交わし、他のどこにもない魅力ある加賀市の未来図を考え提言して行きたいと思います。
かがもん育成委員会では、伝統ある加賀郷土かるたを継承し加賀の文化と歴史にさらなる愛着が持てる様にして行きたいと思います。又、わんぱく相撲では人数減少に歯止めを掛け、子ども達の心身の育成に努めたいと思います。そしてかがもん劇場では、今までの経験を生かし、青少年育成事業の更なる発展を目指して行きたいと思います。
それぞれの地域で生活している人々が、故郷を誇りに思える様に「地域愛」を育んで頂けるような事業を小坂、戸田両委員長と共に考え行動したいと思います。そして、失敗を恐れずに、何事にも情熱を持って最後まで諦めず、無限の可能性を信じて邁進して行きます。その中に新たな出会いや気づきが必ずあり、自分達をさらに成長させて頂けると信じます。与えられた役職をプラスの力に変えて行きたいと思いますのでどうか一年間、宜しくお願い申し上げます。
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